セ・リーグを見事優勝という最高の形で終えた巨人。

開幕5連敗の球団ワースト記録で始まった今シーズンを
最高の結果で終えるなんて想像の範囲を超えています。

でも喜んでばかりいられないのが、
クライマックスシリーズと日本シリーズ。

原監督指揮下で、レギュラーシーズン優勝、
CSで敗退という結果を経験しているので、
今回は何としてもCS突破を達成したいはず。


原監督は、22日から始まるクライマックスシリーズで、
右肩関節を挫傷した阿部慎之助捕手を
ベンチ入りさせる方針を明かしました。

短期決戦だからこそ、実績と勢いが重要視される中、
苦渋ではありつつも、最良の判断でしょうね。

"苦渋"にあたる部分は実際に起用した場合の怪我の悪化。

こればかりは、運にも左右されるものですが、
出場さえさせなければ悪化する事は無い訳ですから、
監督としても最後の最後まで判断が鈍るでしょう。


"最良の判断"とするのは、25人までのベンチ枠を
短期決戦で見た時の活用法。

短期決戦だけに、25人全員を使い切る事は
おおよそありえませんから、
チームを鼓舞する事ができる選手を入れておくと。

安部選手自身も"応援団長"をやる覚悟も口にしましたし、
個人ではなく、チームとしての決戦の準備が
整いつつあるなと感じられますね。


決して巨人ごひいきではありませんが、
パリーグのCSの盛り上がりを目の当たりにしているので、
セリーグCSも期待できるなと。



巨人・原辰徳監督（５０）が、１０日のヤクルト戦で
右肩の関節を挫傷した阿部慎之助捕手（２９）を
２２日からのクライマックスシリーズ（ＣＳ）第２ステージで
ベンチ入りさせる方針を明かしたとの事。

阿部主将ベンチ入れる！原監督ＣＳへ「貴重な戦力」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000072-sph-base